研究概要

シリア、テル・セクル・アル・アヘイマル出土の「女神土偶」(Nishiaki,Y. 2007 Paleorient 33/2.)
専門は考古学です。考古標本、特に石器を用いた先史時代の文化史構築に取り組んでいます。中近東をフィールドとして、1984年以来ほぼ毎年、現地調査を続けています。扱っている時代は、化石人類にかかわる旧石器時代から、農耕牧畜が発生した新石器時代、さらには古代文明がうまれた青銅期・鉄器時代まで多岐にわたります。課題ごとにフィールドワークを企画し、そこで得た原標本を多面的に分析している点に研究の特徴があります。
また、総合研究博物館に蓄積されている大量の考古学コレクションの整理、データベース化、公開発信もすすめています。人文社会系研究科で西アジア考古学を専攻する大学院生の指導をおこなっているほか、石器研究、世界先史学に関心をもつ各種研究員を受け入れています。
トピックス
- 2020年11月12日
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「パレオアジア文化史学」第9回研究大会(2020.05.16)
- 2019年12月09日
「パレオアジア文化史学」第8回研究大会(2019.12.14~15)
- 2019年12月09日
The International Conference of PPN9-Tokyo ended great success.
Thank you for your contributions.
- 2019年08月27日
International conference of PPN9-Tokyo (Nov. 12~16) is approaching. Visit the website for the latest information.