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研究概要

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シリア、テル・セクル・アル・アヘイマル出土の「女神土偶」(Nishiaki,Y. 2007 Paleorient 33/2.)

専門は考古学です。考古標本、特に石器を用いた先史時代の文化史構築に取り組んでいます。中近東をフィールドとして、1984年以来ほぼ毎年、現地調査を続けています。扱っている時代は、化石人類にかかわる旧石器時代から、農耕牧畜が発生した新石器時代、さらには古代文明がうまれた青銅期・鉄器時代まで多岐にわたります。課題ごとにフィールドワークを企画し、そこで得た原標本を多面的に分析している点に研究の特徴があります。
また、総合研究博物館に蓄積されている大量の考古学コレクションの整理、データベース化、公開発信もすすめています。人文社会系研究科で西アジア考古学を専攻する大学院生の指導をおこなっているほか、石器研究、世界先史学に関心をもつ各種研究員を受け入れています。

トピックス

2024年04月03日

総合研究博物館所蔵 大沼克彦博士による打製石器復元制作コレクション が出版されましたhttps://www.um.u-tokyo.ac.jp/academics/material_report_133.html)。(2024.3.29)

2023年10月16日

「パレオアジア遺跡データベース」を追加しました(http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/fmi/webd/PaleoAsiaDB)。

2023年09月13日

Middle and Upper Paleolithic Sites in the Eastern Hemisphere, A Database (PaleoAsiaDB). Springer が出版されました。(2023.9.)

2023年07月31日

総合研究博物館所蔵 「1956-1957年撮影、レヴァント地方史跡写真」データベースを追加しました(http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DKoukoga/Levant_1956-1957_photo/explanation/home.php)。

2023年02月27日

総合研究博物館所蔵 「中谷治宇二郎考古学資料目録」データベースを追加しました(http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DKoukoga/Nakaya/top.php)。

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